上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
 

web拍手


↑ブックマークして頂けると
土下座して喜びます



「逆にインド人をダマしてみる」



やられっぱなしのインド旅行、ぼられっぱなしのインド旅行。

私は、大きくだまされることは、ありませんでしたが、

こつこつボラれていたように思います。


なんせ、私、コツコツいくタイプですから。


なので、いつか、逆にインド人をはめてみようと思っていましたが、

インド旅行、最終日に、その機会が訪れました。


メインバザールの宿の前で、空港に行くタクシーを待っていたら、

太鼓売りがやってきました。

太鼓を持てるだけもっています。10個くらいでしょうか。

砲台を付けすぎたガンキャノンかと思いましたよ。


私は、インドで売っている太鼓にちょっと惹かれていたのですが、

今の今まで、それほど欲しいという訳でもなかったので、

買おうともしていませんでした。


ですが、インドをいざ去ると考えると、

急に太鼓がほしくなったのです。


「ごはんよー」って呼ばれると、
逆に、今やってる宿題を続けたくなるでしょ?

あれと、同じです。

「全力坂」は、もはや、エロ番組でしょ?

それと、同じです。




まぁ、いつも通りに、太鼓売りは、しつこくつきまとってきます。

しかし、今回ばかりは、私も、付きまとって欲しいので、正直うれしい。

宝くじで、1億円あたった時のように喜んでいました。

で、うしゃうしゃ、喜んでいたら、


太鼓売りは、私の時計に興味を持ちだしました。

じとーって、見てます。よっぽど、気になるのでしょうか。

そっ、そうだ!?

こ、これで、インド人をだますことができるかもしれない。

よっしゃ、クリリンの分まで、やってやる。

そして、クリリリリンの分までも、やってやる。



意気揚々と、時計の説明をしてやることにした。


「これは、日本製の20$の高級時計だ。

ほら、いろんなライトがつくし、ストップウオッチもついてるし、

カレンダー機能やアラームもついてる。しかも、デジタルだぞ。

まさにジャパニーズテクノロジーだ。

すごいだろ?これは、俺のお気に入りなんだ。」


日本製20$は嘘で、実際はバンコクで2$で買ったものだが、

機能はあるし、実際便利でお気に入りだった。


と言うと、太鼓売りは、もう、しんぼうたまらん顔をして、

興味しんしんだ。


ちょろいちょろい。簡単なもんだ。

インド人は、攻め(だますこと)が強くても、

守り(だまされる)は弱いんだな、さては。


「その時計を見せてみろ」というので、渡して見せてやった。

太鼓をたくさん担いでいるので、走って逃げれないと思ったからだ。


太鼓売りは、

「どこにもMADE IN JAPANって書いてないぞ」

と、言ってきた。


うっ・・・。


い、いつから、きみ、そんなに賢くなったんだね・・・・?


お、おれ、全面的にひるむ。



さ、さすがに、売買はインド人の土俵か。

敵もやるもんだ。


ひるみながらも、なんとか、

「あ、そう。いらないなら、あげないけど。」

と時計を取り返そうとすると、

指を絡ませ、腕をからませ抵抗してくる。


「これくれ、これくれ。」

と言ってくる。


こ、これは、完全に、かかっている。


針が喉の奥まで、バックリ食いついている。

韓流スターに、食いつくうちのオカン並だ。


なにが、ペ・ヨンジュン様だ。

ぺは、カトちゃんの方が先だぞ。


しかし、インド人といえど、己の欲しい物には、骨抜なようだ。

「ぺ」の法則と名付けよう。


私は、ちょっと、めんどくさそうに、

「 じ、じゃあ、お前の持っている、その一番でかい太鼓と

 交換してやってもいいぞ・・。べ、べつに欲しかないがな・・。 」



というと、


「この太鼓は、高いぞ。

あと、3ドルの現金をよこせ。」

といってくる。


うっ、うむっ!

確かに、高そうだ!

あと、3ドルなら、払ってもいいかー。

どうせ、俺の時計は2ドルだし。

えーと、財布はどこかな・・・。

財布、財布、財布は・・・。


ここだっ。



って、うぉぉぉぉいいいいいい!!!



あっ、あぶない、あぶない。


また、インド人に金を払いかけている俺がいる。

しかも、喜んで払おうとしてた・・・。


キム・ジョンイルおかかえの喜び組でも、

こんなに喜んだことはないだろう。



そんな太鼓、時計の20ドルで、十分だ。

隙をみせれば、つけ込んでくる、あやうくやられる所だった。


太鼓が欲しくてたまらない、この俺に、

逆に「ぺ」の法則を使ってくるとは・・・。


「い、いやっ、3ドルは払わない。じゃあ、交渉決裂だな。」

といい、時計を取り上げようとすると、

また、指と腕をからませて抵抗してくる。


相変わらずの、食いつきっぷりだ。


このインド人とはこの一部始終を無限に続けられそうだが、

俺に、そんな願望は毛頭ないので、

「交換するのか、しないのか、どっちだよ。」

と言うと、


インド人は、ついに、

「分かった分かった、それで交換だ。」

とあきらめた。


・・・・・。

・・・・・。


お、おれは、ついに、やった。

インド人を逆にだましてやったぞ。

うっほっほーい。うしゃしゃしゃしゃ。


かぁちゃーん、ついに、やったよぉぉぉぉぉ。

あのインド人をだましてやったよおおおお。

ぶひゃひゃしゃらうしゃしゃしゃしゃ。


に、日本のみなさん、ついに、カタキを討ちました。

インド人にさんざんダマされてきたカタキをついに討てました。


これは、日本の総理から、国民栄誉賞が、もらえるに違いない。

というより、日本の総理になってくれってゆわれるかもしれない。

さんぱつだ、さんぱつに行かないと。


2ドルの時計と、でかい太鼓を交換したんだ。

いくらなんでも、この太鼓が2ドルより安いわけはあるまい。


空港送迎のタクシーが来たので、いきようようと乗り込む。

最後に、いい経験ができた。

終わりよければ、すべてよしだ。


ふーー、車窓を見ながら、インドでの旅行を思い出す。

あー、ほんとに、インド旅行を決行してよかった。


旅先で出会ったインド人達の顔を思い浮かべてみる・・・。


・・・・。

・・・・。

ひとつも、いい思い出がない。




こんなことって、あるの?

ねえ、あるの?

あっていいの?




あー、そうだ。

ふいに太鼓の値段が気になり、

運ちゃんに、聞いてみることにした。

まあ、10ドルはくだらないだろうがな。

だーはっはっは。 

ぶひゃっひゃひゃひゃひゃひゃあ。

あーひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ。

ぶあはっはっはっは。

あー、笑いすぎで腹いて。腹まじいて。

助けて、腹いたい腹。助けてー、ひゃひゃひゃひゃ。



こ、こんな時は、確か、あれだ、

ラマーズ法だ。


ひっひっふー。

ひっひっふー。

ひっひっふー。


ふー。なんとか落ち着いた。。。


*説明しよう

保健体育を特に勉強しすぎた俺だからこそ、

この腹痛地獄から抜け出せたのだ。





ふーー、腹もおさまってきたので、

そろそろ、太鼓の値段でも聞いてみるか。




このさー、ウルトラ ゴージャスな太鼓ってさー

ウププププ。 プスススー

現地価格でいくらくらいなのかなー?

プスススー。

まあ、君には検討つかないくらいー

高いとは思うんだけどぉーー

ウプウプププ プスススー




こみ上げる笑いを抑えもせずに聞くと、


「 
  ・・・・・・・。

  ・・・・・・・。

 1$しないんじゃないか。



と言われる。




ズコーーーーーーーッ。 (派手に雛壇から転げ落ちながら)




ま、ま、ま、まじっすか!?

あんなにがんばたのに?


がむばたセヨーーーーー。



うぅぅぅぅぅ、ま、また、まけた・・。



最後の最後まで、インド人にやられた俺。

せ、切なさを消せやしない。


バイバイ みんな・・・。

(自分を犠牲にして、セルの自爆から地球を救う悟空のような顔で)



~他の記事も見てみる~
⇒ インド一人旅のルートと日程

⇒ インドを100倍楽しむ豆知識

⇒ 下痢で死にそうになった人へ
スポンサーサイト
 

web拍手


↑ブックマークして頂けると
土下座して喜びます


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。